肩こり治療例

肩こり。日本人の3人に1人が感じているというまさに国民病です。

過去に治療させていただいた患者さんの例です。
四十歳代 女性

お仕事は主にデスクワーク + 子育て

二十歳の頃から肩こりを感じる様になり、年々ひどくなる一方。
ここ最近は特にひどく仕事や日常生活にも影響がでるようになり治療をうけることに。

ご本人曰く「ひどい時は、コリというよりは、筋肉がちぎれそうな感覚」 「首から背中にかけて全体的に痛い」 「息苦しさや吐き気を感じることもある」というようなかなり辛い状態が続いて、精神的にもまいってきている そんな感じでした。

 

そこで何点か質問させていただきました。

●頭痛 → ある (夕方感じることが多い)

●手のしびれ → なし

●睡眠 → やや不眠気味 普段から睡眠時間は短い

●血圧 → 正常

●めまい、動悸 その他既往歴 → なし

 

治療させていただくとご本人の指摘通り、首から肩背中の筋肉がパンパンに張って、強縮していました。
とくに肩甲骨内側の張り、コリは強く、それに伴い背中は丸く猫背気味でした。

首も変形があり整形外科でストレートネックと言われませんでしたか?と伺うと言われたとのこと。
さらに椎間板が少し狭くなっていることを整形外科で指摘されていました。

このような状態ですから 治療は 時間がかかってしまうかもしれないとお伝えしました。
ご本人も一回 ないし数回でこの辛さがなくなるなんて思っていません!と覚悟済み。

治療としましては
首 肩 背中の筋肉をよくほぐしとにかく血行の回復に努めました。
首の歪みの矯正 背中の丸み、歪みの矯正。
正常な位置に 背骨を戻すことにより、それぞれの筋肉が正しく機能しそれぞれの負担を減らす。

 

最初の2カ月は 症状がひどかったので1週間ないし2週間に一度のペースで治療。
その後の半年は 月に一度か二度で治療させていただきました。
同時に家で出来る簡単なエクササイズもお教えしやっていただきました。

 

症状は最初の2カ月でかなり軽減され、頭痛はでなくなり、痛みもピーク時の三分の一以下になりました。
しかし忙しかったり、疲労がたまったり精神的ストレスがあったりすると 痛みが強くなる状態でした。

 

その後の半年でほとんど症状も出なくなり、患者さんご自身も、自分の身体が変わったのがわかるとおっしゃてくださいました。
私にとって一番嬉しい言葉!

 

現在は痛くなる前の予防に定期メンテナンスで3~4カ月に一度ぐらいで治療させていただいております。

 

もうあんな痛み 二度とごめんだ!とぷんぷんしながらお見えになっていただいてます!

 

個人差はありますが、忙しさや年のせいにして痛みをあきらめないでください。

必ずよくなる方法があるはずです!