11月に入り、朝晩の冷え込みが一段と深まりました。
日中は日差しがあっても風は冷たく、季節の移ろいを肌で感じる頃ですね。
気温の変化が大きいこの時期は、体がうまく対応しきれず、知らず知らずのうちに疲れや不調を抱えやすくなります。
特に腰まわりは冷えやすく、筋肉がこわばることで痛みが出やすい季節です。
今回は、そんな「秋から冬へ向かう時期の腰痛」について、その原因と対策をお伝えします。
季節の変わり目に増える腰痛

11月は一日の寒暖差が大きく、朝晩は冷え込む一方で日中はまだ暖かい日もあります。この温度差は体にストレスを与え、自律神経の働きを乱しやすくなります。その結果、腰まわりの血流が悪くなり、筋肉や関節がこわばって痛みを感じやすい状態に。夏の疲れを抱えたまま秋を迎えると、腰痛が急に悪化したり、ぎっくり腰になる方も増えます。
放置すると起こりうる問題

「ちょっと腰が張るだけだから…」と放っておくと、痛みが慢性化するリスクがあります。放置による典型的な問題には以下があります。
- 腰痛が日常化し、動くこと自体がつらくなる
- 下半身・太もも・お尻へのしびれや違和感
- 姿勢が悪化し、骨盤のゆがみが進行
- 睡眠の質の低下や疲労感の蓄積
慢性化してしまうと改善には時間がかかるため、早めの対応が重要です。
整体が秋の腰痛にできること

当院では、表面的なマッサージだけでなく、深部まで指圧・マッサージで緩め、整体、脊椎矯正などで体全体のバランスを見ながら根本的なアプローチを行います。町田まつもと治療院では、温熱療法で冷えた筋肉をじんわり温め、血流を促しながら筋膜のこわばりをほぐします。さらに骨盤や背骨のアライメントを整え、腰への負担を減らすことで再発を防ぐケアを提供しています。初回は姿勢・動作を丁寧に分析し、原因を明確にしたうえでオーダーメイド施術を行うため、安心してご相談ください。
日常でできる秋の腰痛セルフケア

施術だけでなく、毎日の習慣も腰の健康に大きく関わります。腰を冷やさない服装や腹巻きの活用、38〜40℃のお風呂で体を温めるなどの冷え対策が効果的です。軽いストレッチや骨盤まわりをゆるめる運動をこまめに行うことで、筋肉の硬直を防げます。長時間のデスクワークをする方は、モニターの高さや椅子のサポートを見直し、1〜2時間に一度は立ち上がって体を動かすことを習慣にしましょう。
まとめ:秋の腰痛は早めのケアが大切です

季節の変わり目は、気温差や冷え、夏の疲れなどが重なって腰痛が出やすい季節です。違和感の段階でケアを始めれば、慢性化やぎっくり腰を防ぐことができます。整体による根本的な調整と日常のセルフケアを組み合わせることで、秋冬も快適に過ごせる体づくりが可能です。腰の重さや張りを感じたら、ぜひ早めにご相談ください。
Q:ぎっくり腰になったらすぐ整体に行っていい?
A:急性期は安静を基本としつつ、48時間以降は専門施術で回復を早めることがあります。
Q:腰痛予防に通院する頻度は?
A:慢性腰痛の方は2週〜月1回のメンテナンスがおすすめです。