腱鞘炎でお悩みの方、手首や指の痛みが日常生活に支障をきたしていませんか?特に使い過ぎが原因で起こることが多く、家事や育児、手作業に従事する方にとっては避けられない症状かもしれません。腱鞘炎は血行不良や筋肉のバランスも関係していますが、早めに対応することで慢性化を防ぐことができます。この記事では、腱鞘炎の原因や対策について詳しく解説しています。痛みが気になる方はぜひ参考にしてみてください。
昨日の記事で、少し腱鞘炎の話が出たので、書きます。
腱鞘とは筋肉の末端部分である腱を包んでいる滑液鞘と線維鞘を合わせ腱鞘と呼びます。
腱はこの包まれた腱鞘の中を滑りながら動きます。
ここに過度な摩擦が起こると腱鞘炎になります。
手首や指などに起こることが多いですね。 使い過ぎによることが多いので、子育てママさんや主婦の方、美容師さん理容師さんトリマーさん、ゴルフやテニス。手芸や編み物。私たち治療師にも多いです。 私も疲労が溜まると手首に痛みが出ることがあります。 まぁ手を使わない人はいないでしょうから、職業に関わらず誰にでも起こりえることです。
比較的女性に多いです。男性に比べて筋力が少ないため、腱にかかる負担が大きいので。
もともと肩こりなどを感じている方も多く、こっているということは、その中を通る血管を圧迫し血行が悪くなります。 だだでさえ腱・腱鞘というのはもともと血流がいいとこではありません。そこに肩こり等の血行障害があれば、腱鞘炎になる確率は増え、またなった後も炎症が長引くことも少なくありません。
また筋肉には屈筋と伸筋があり手首などは屈筋群のほうが伸筋群に比べかなり強く、血行が悪く腕の筋肉が張っていると関節が屈筋群により強く引っ張られていることが多いです。このズレも大きな原因の一つです。
なので治療も一回ないし数回で改善がみられる場合と、多くの方は数回で改善がみられますが、慢性化し数週間、数が月にわたりなかなか痛みが取れにくい場合もあります。
使わずに安静。ということが出来ない部分・部位でありますから、辛い方も多いですね。
早め早めの対応で、慢性化するのを防ぎたいですね!
普段出来ることは、とにかく血行をよくすること。温めて マッサージオイルなどつけて軽くさする程度に自分でマッサージし、消炎剤の入った発布薬やクリームをつけてから寝て下さい。