患者さんのなかで、寝つきが悪い、眠りが浅い、夜中に何度も目が覚めてしまう。など不眠の症状を訴える方が少なくありません。
環境の変化や、心配事などの精神的ストレスなど、患者さん自身で原因がはっきりしてる場合もありますが、原因不明の場合も多く、慢性的に不眠になりますと、精神的も肉体的にもかなりまいっていまします。
睡眠薬が手放せない!といったことも珍しくありません。眠れない。ということは本当に辛いです。だから薬の力を借りて眠れるのであれば、飲んだほうがいいです。がしかし飲まないにこしたことはありません。
経験上、重度、軽度の不眠を問わず、不眠の方に共通しているのが、筋肉や関節が硬いということです。
眠れないから疲労回復が充分に出来ず、筋肉が硬く張る。また背骨周辺の筋肉が硬いため自律神経の働きが低下し、主に体をリラックスさせる自律神経・副交感神経が弱くなってしまうという悪循環に陥っていることが多く見られます。
なので治療は、まず全身をほぐします。特に首から背中にかけては、念入りにほぐします。硬く、緊張した筋肉を弛緩させ脊椎矯正を行い背骨を伸ばし自律神経の働きを高め整えます。また疲労自体も取り除きます。下肢のマッサージも怠れません。
私も一時的ではありますが、不眠で苦しかった時期が何度かありました。私の場合は原因がはっきりしていて、まあ心配事があったということです。私もその時は首・肩・背中がパンパンに張っていました。その心配事が解消させたら、すっきり眠れるようになりましたが、もともと寝付きがいいほうなので、凄く苦しかったです。市販の睡眠導入剤も飲んでました。これくらいの弱い薬で眠れるのですから軽いほうではありましたが、辛かったですね~
辛さが分かるので、患者さんに治療後、よく寝れるようになった!朝まで一回も起きなくなったとか言ってもらえると結構嬉しいですね。
不眠予防には、やはり毎日寝る前のルーティーンを決めるといいみたいですね。寝る前2時間ぐらい前から部屋を少し暗くし一番リラックス出来ることをする。テレビはあまりよくないらしいです。目から入る強い光で交感神経(興奮・覚醒・攻撃)が亢進していまします。
あとこれは私の治療の師匠の受け売りですが、「太陽
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