デスクワーク・PC作業での注意

デスクワークは肩、腰、首、頭痛、眼精疲労と慢性的な痛みを発症することが多く、

弱いストレスの長期間の積み重ねです。 

そもそも筋肉というのは跳んだり、走ったりするためにあるので、デスクワークのような体を固定するために筋肉を使うことは筋肉にとって実は一番苦手なことなんです。


わかりやすい例でいいますと、整列するときによくやった「前ならえ」。あれを5分続けることって難しいですよね。これはボディービルダーだろうが、プロレスラーだろうが、同じなんですね。筋肉量はあまり関係ありません。


同じ姿勢をキープすることでの筋肉疲労。一番血行が悪くなり、動かさないことで、疲労物質が溜まり、筋肉を硬くします。筋肉が硬くなれば、さらに疲労物質が溜まりやすくなり、自己回復力の範囲を超え、痛みや、症状が慢性化します。悪循環です。


デスクワークはその固定の最たるものです。

少なくとも1時間に1回は席を立ち、単純ですが、2,3分ぐらいでいいので、ゆっくり深く、関節可動域いっぱい使って、首を回し、肩を回し、背中を反らし、腰を伸ばしましょう。

一日の疲れを短時間でとるのは大変ですが、1時間の疲れなら、ある程度、回復します。大切なのは、疲労を溜め込まない。ため込む前にこまめに取る。ということです。


あとは、ディスプレーと目の位置、デスクや椅子の高さ。など自分に合っているか、もう一度確かめてみて下さい。猫背になる位置や常に体が斜めにねじらた状態になってしまうなど、あまりいい環境とは言えない中でPCなどデスクワークをしている人が、患者さんからお話をうかがうと多いようです。

   

あと、これは個人的な意見なんですが、少なくともSEの方やIT関係などPC作業が業務の9割を占める職種や会社の方。もう少し、いい椅子を社員の方にペコッ

この手のお仕事をしている患者さん方からお話を聞くと、ほとんど普通の事務椅子のようです。

それでは体も痛くなります。米国の某世界的企業Apple。のオフィスをテレビでみたことありますが、たぶん日本の社長室の椅子よりも高い、体に負担の入りにくい椅子が、使われてました。一般社員にです。 いい仕事をするために!         

    



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